2016年5月27日金曜日

「政治」と「参加」

このシンポジウムで届けたかったことをまとめるのは至難の業のように感じます。
「ピースアクション我孫子」からのメッセージというよりは、いち我孫子市民の言葉、子どもたちが、自由なこころでのびのびと育ってほしい、他の人を思いやるやさしい心をもっていられるような平和な世界で生きてほしいと願っている私個人の言葉として聞いて下さい。

2015年の9月に安保法制が通った、その前後から、私にとって「政治」とはどういうことか考え直しています。私は「政治」とどう関わるのか、「参加」コミットメントのあり方を見直しています。
 
私はどんな社会に生きたいのか、次の人たちにはどんな世界を生きてほしいと願うのか。
これは「政治」の問題だと思います。社会をかたちづくっていくのは私たちひとりづつです。「政治」に「参加」すること。それは、どんな社会、世界に生きたいかを思い描き、自分もまたその世界をかたちづくってる1人だと自覚することから始まるのだと思います。

選挙も「参加」のひとつです。投票も「参加」ですが、それだけではありません。知ることで「参加」のあり方、コミットメントの幅が広がるかもしれません。

今日お配りした配布資料の中に、参考資料ー明日のために Alternative Source of Informationと書いた紙があります。大手のメディアでは、十分に扱われていないかもしれない情報を掲載しました。インターネットのWebアドレスが記載されています。シンポジウムの案内のチラシの裏面にも載せたのですが、その続編のようなものです。情報共有のためにHPも作成して、こちらのリストを載せましたので、後でご覧いただければと思います。

知ること、知って自分で考えて、選ぶこと。選んで間違えることもあります。間違えたら、改めることも、きっとできます。そういう、トライ・アンド・エラーが重ねられる社会に生きたいと思います。だから私は、知ること、考えること、選ぶこと、改めることを、続けていくつもりです。

閉会の挨拶

・・ 閉会の言葉をというお話をいただいて、正直迷いました。引き受けようと思いましたのは、バトンを渡されているように感じたからです。70年間、戦争をすることなく、平和を求め続けてこれたのは、ひとりひとりの尊厳ある生をたいせつにしたいという諸先輩方の思いと行動のおかげだと思っています。「だけど、わかものは」と諦めかけていたかもしれないみなさんに希望を届けてくれたのが、昨年の国会前から全国的に拡がっていった、SEALDsをはじめとする数々の動きだったとしたら、我孫子でも、そうした希望をせいいっぱい引き受けて、私も、渡されているバトンをまた次の人たちにつないでいく、役割のいったんをになえれば、と思ったからです。


ピースアクション我孫子について


ピースアクション我孫子は、平和をねがう市民の緩やかなネットワークです。
我孫子市民で、平和のための活動を続けてこられた団体のメンバーの方もいますし、我孫子市に勤務先があって、同僚の方々と平和をもとめる有志の活動を行っている方もいます。また、私もその1人ですが、完全に個人で、平和のためにできることをと参加している方々もいます。

ですので、ある意味バラバラです。平和というテーマに関わってきた歴史も文脈も違いますし、温度差や言葉づかい一つのニュアンスの違いもあると思います。ですが、細かいことについて、統一はしません。それで構わないと私は思っています。むしろ、そのゆるさ、というか、異なる個人を大切にするありようが感じられるからこそ、私は参加できています。

この緩いネットワークに関わる市民が共有していることはシンプルで、「ピースアクション我孫子」という名称にも現れています。2016年の2月に、中央学院大学教員有志の方と我孫子市民の呼びかけで最初の勉強会が開かれて、今後あびこで出来ることについて話し始めた時に、名前をどうするか検討しました。「平和のために行動する我孫子市民の連帯」というのが、最初の候補だったと思います。長過ぎるということで採用されませんでしたが、ここに、「ピースアクション我孫子」の思いとあり方があらわれていると思います。



2016年5月25日水曜日

Alternative Source of InformationⅡ 参考資料 (続)〜明日のために〜



*敬称略

忘れないこと


2015.9.15 参議院安保法制特別委員会 中央公聴会 奥田愛基 意見陳述(全文)
2015.9.19自由と平和のための京大有志の会「あしたのための声明書」
http://www.kyotounivfreedom.com/manifestofortomorrow/

2016.3.29(安保法制施行の日) SEALDs国会前抗議 奥田愛基スピーチ(全文)


2015.7.15(安保法制衆議院本会議可決の日)寺田ともかスピーチ(動画)

デモ・政治・参加


2016.5.26 BS朝日ドキュメンタリー
それでも私は、デモに行く~ここは国会前。変わるかニッポン」
http://www.dailymotion.com/video/x4csa0h

映画「首相官邸の前で」Tell the Prime Minister
http://www.uplink.co.jp/kanteimae/
映画「わたしの自由について -SEALDs 2015-」
2015年夏を振り返り〜2016年夏を語る 西原孝至×山本太郎×本間信和

2015.10.31videonews.com「SEALDsが日本社会に投げかけた素朴な疑問」(動画)
2016.3.19videonews.com 引き受ける政治について(動画)宮台真司

2016.3.18 クローズアップ現代最終回(動画)
菅官房長官へのインタビューについて、国谷裕子「世界」5月号から

2016.3.14横須賀ALLs 自衛隊の町から ママのスピーチ(全文)
https://www.facebook.com/1485050165124899/photos/a.1485079878455261.1073741828.1485050165124899/1528315110798404/?type=3
2016.2.29 SEALDs福田わかこインタビュー


憲法

映画「不思議なクニの憲法」
http://fushigina.jp
樋口陽一インタビュー「緊急事態条項」  
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287549   
憲法カフェ​  ​byあすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)
http://www.asuno-­jiyuu.com/2016/04/blog-­post_5.html   
英文で読む日本国憲法・柴田元幸訳  
http://www.asahi.com/articles/DA3S12351890.html   
2015.9.16  想田和弘「憲法9条の死と再生」
  

メディア・もうひとつのメディア


2015.12.3 ジュンク堂書店難波店店長 

映像ドキュメント「18歳のためのレッスン1〜8」(動画)
樋口陽一、小林節、ジャンユンカーマン、前田哲男、
矩子、西谷修、高橋哲哉、小森陽一


2015.8.11 dommune(動画)
2015.9.1 dommune 2(動画)
2015.3.15 dommune 4(動画)

What’s デモクラシー?


SEALDs選書「今を生き抜くための102冊」



平和


2015.12.28 暮れゆく「戦後70年」に考える「平和」って何?詩:長田弘・安里有生
是枝監督&綾瀬はるか朗読劇「いしぶみ」
宮本研の「反応工程」を俳優座が上演、山田洋次らが「成功させる会」を発足http://natalie.mu/stage/news/179982

うないぐみ+坂本龍一「弥勒世果報 みるくゆがふ」(動画)
宮﨑あおい、中島みゆきを歌う CMに込めた平和への思い
SEALDs 「70s」(動画) 



アート など


2016.3.23 京都市立芸術大学学長からの卒業式式辞
平田オリザ ファシズムについて
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158874/5
2015.8.14 奈良美智さんが「NO WAR!」という画集を出した理由【戦後70年】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/13/yoshitomo-nara-no-war_n_7985930.html
ちひろ美術館



 選挙


2016.4.10  北海道5区補選 池田まき候補 奥田愛基の応援スピーチ(全文)
2016.5.15 住民目線で政治を変える会・山陰 対話集会in安来

18歳選挙を学ぼう

選挙ドットコム
2016年参院選一人区
http://shiminrengo.com

国会議員一覧リスト