2016年12月26日月曜日

1/25(水)「YES!平和 映像鑑賞+トークシェア@アビスタ」(第2回)

ピースアクション我孫子主催、映像鑑賞+トークシェア第2回を行います。
日時、場所、鑑賞するDVDは以下の通りです。

日時
2017年1月25日(水) 09:00~11:00

場所
アビスタ2F 第2学習室

鑑賞するDVD
映像ドキュメント.com「18歳のためのレッスン(第6回)
浜矩子さんとSEALDsメンバー」

経済の目的は『崩れた均衡の回復と弱者救済』であり、
経済活動は『人間を幸せにするためのもの』と論じる浜矩子さんが、
経済政策のあり方について学生とゼミ形式で話した記録映像です。
人を幸せにするための「経済」とは?
それは、どう実現していくのか?
1人ずつの課題として考える手がかりに出来ればと思います。

参加費 無料

参考

浜矩子さんと学生「誰のための経済なのか」
浜㓛子さんと学生「グローバル市民の声が聞こえる」
http://www.eizoudocument.com/0703hama&youth.html

アンソニー・バクスター監督
『ホール・イン・マネー! ~大富豪トランプのアブない遊び~』http://www.uplink.co.jp/cloud/features/286/

2016年12月15日木曜日

1月29日(日)映画「横浜事件を生きて」試写会

以下、「憲法を考える映画の会」からお送りいただいた案内です。
(前略)
今回は来年1月29日(日)に予定しています映画「横浜事件を生きて」を紹介させていただきます。
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いま、安倍政権内で進められている「共謀罪」は「治安維持法の再来」とも「平成の治安維持法」とも言われます。
戦前の思想弾圧に猛威をふるった「治安維持法」が当初、天皇制や私有財産制度に反対する人を対象としましたが、それが侵略戦争に反対したり、政治にものを言う人たち・団体にも広く使われるようになり、市民生活は窒息されられ、その結果、戦争への道を着く進むことになったものであるからです。
そこで準備会では「治安維持法」について知り、考えることのできる映画を探し、この『横浜事件を生きて』と言う映画をプログラムに選びました。
もともと上映会のための準備のための試写会は準備会メンバー内で行ってきました。
今回、やや広めの会場がとれたことに合わせて、これから2ヶ月かけて共謀罪反対の力になる材料を作って行く仲間を求める意味もあって準備開始社会を半オープンの形にしました。
これらの映画に関心のある方、また秘密保護法、戦争法制、共謀罪法制など戦争への道を開く動きを、何とかしなければとか思っている方はお時間の許す限りいらっしゃってください。

***
映画「横浜事件を生きて」のご紹介
【作品の内容と解説】
戦時下の最大の言論弾圧事件と言われる「横浜事件」だが、その全容はほとんど知られることはなかった。
事件は1942年から45年にかけて多数の ジャーナリスト・知識人が検挙され、事実無根の共産党再建をでっちあげられ特高から激しい拷問を受けたもの。死亡者も出た。慰安旅行の1枚の写真(右下) が、共産党再建準備会の証拠とされた。拷問による自白をもとに有罪とされたが、戦後関係者が立ち上がった。このビデオはその生き残りのひとりである木村亨 さん(写真左・右の写真の下段)の再審請求のたたかいを中心に構成されている。今も続いている事件なのだ。元特高警察官が電話インタビューで語る本音。古 いニッポンはまだ生きていた。木村さんらは最高裁棄却後、98年現在、3回目の再審請求を準備中である。なお続編「人権をかえせ!」や英語版 「YOKOHAMA INCIDENT」もある。
万人に見てほしい=白井佳夫(映画評論家)
ビデオ「横浜事件を生きて」は、抑制の効いたリアリズムで日本の歴史のなかにある重要な事件を、万人にわかる形で映像化したきわめてユニークな作品であ る。この題材は、もっとセンセーショナルにもっとイデオロギー的に、あるいは過激に映像化することも可能であったはずである。しかし、この映像の作者はそ れをやらなかった。まるで NHKテレビに放映されてもまったくおかしくないような抑制力と普遍的な映像表現力で、それを誠実にビデオ化した。1990年代の日本で、映像を使って表 現されるものは、このような形でなければならないと私は思う。あえてこのビデオを万人が見てくださるように願うゆえんである。

「昭和」考えるヒント=土本典昭(記録映画監督)
ビデオという方法を活かしたいい作品ができた。今まで横浜事件のことを知らなかったことが、まずいくらいの感じがしたが、その知らなかった引け目を感じ させないで見せてくれた。事件の発端となった紋左旅館の思い出から入って、時代背景を見せていく進め方、そして最後に現代の警察制度への問いかけ。二人の 特高が現在も生きていて、それをナマに木村亨さんにぶつけた時の効果もまずまず出ていた。話題性、発見性もある。この作品は、いわばテキスト映画という か、みんなで見て、改めて「昭和」を考え直すヒントになるだろう。   


*ビデオの申し込みはこちらへ。
  TEL03-3530-8588 FAX03-3530-8578

***
第31回憲法を考える映画の会
横浜事件を生きて』のご案内

31回憲法を考える映画の会
日時:2017129日(日)13301630
会場:千駄ヶ谷区民会館集会室(原宿駅10分)
映画『横浜事件を生きる』(
2016年制作 58分+治安維持法・共謀罪を考える
参加費:一般1000円 学生600
       
※ 詳しい内容につきましては、
憲法を考える映画の会HP:http://kenpou-eiga.com/?p=1872をご覧下さい。

***

【映画『ハトは泣いている』後追いニュース】
現在、来年にかけての上映会を、横浜、茅ヶ崎、八王子、高山市、飛騨市などで準備計画中です。地元で是非上映会をご検討ください。

お問合せ先:映画ハトは泣いているの上映をすすめる会 
       220-0024 横浜市西区西平沼町 1-12-704 松本武顕方
       電話:070-4227-1549  045-479-1424
       e-maill_continua@yahoo.co.jp
       オフィシャルサイト:http://to-kill-a-dove.com/
                 facebookも始めました。www.facebook.com/tokilladove/

憲法を考える映画の会について
私たちは、憲法に関わる映画を見て、話し合いの機会をもつ「憲法を考える映画の会」と申します。
これまで自主上映会を催されたグループのみなさんに、ご案内をメールでお送りさせていただきます。(Bcc:メールになる失礼をお許しください)
私たちは、これまで憲法について考える映画の上映会を30回ほど続けてきました。ちょうど憲法公布70年の113日から来年53日の憲法施行70年までの半年間の間に、全国各地で「憲法の映画」を上映したい、上映していただきたいと考えています。
いろいろな形で憲法に関わる映画を上映利用することによって、ちょうど70年前の日本人が新しい憲法のことを学習したように、憲法について考える場づくりができればと願っています。
「憲法の映画を、地域で、地方で!」と言う呼びかけです。
これまで自分たちが上映してきた映画や、新しく作られた映画、あるいは古くても憲法を考える上で役に立つ映画を見つけて、ご紹介して行きたいと思っています。
「憲法を考える映画の会」 
ホームページhttp://kenpou-eiga.com/ E-mail hanasaki33@me.com

2016年11月17日木曜日

2017年1月14日 ちばレポ presents 県政フォーラム 

ちばレポによる 県政フォーラムのお知らせです。
ちばレポについてはこちら



ドイツ基本法1条「人間の尊厳」、または、日本国憲法13条「すべて国民は個人として尊重される」


11月17日、映像鑑賞「立憲主義と安保法制」+トークシェアが開催されました。

https://www.youtube.com/watch?v=H2hS4xecg38

樋口陽一さんのお話から。(覚書です)

立憲主義では、権力は制限されるべきもので、その制限の基準を定めるのが憲法と考えます。日本国憲法で、この制限の基準にあたるのが、13条に明記されている「すべて国民は個人として尊重される」ということ。

これは、ドイツ基本法の第1条に定められた「人間の尊厳」に相当します。ドイツは、ナチスの経験から「人間の尊厳」を1条におきました。国民主権のもとで民主主義の手続きをもってヒトラーを選んでしまった歴史に学んでいます。

2016年11月16日水曜日

11月17日13時〜@アビスタ第1学習室

映像鑑賞+トークシェア

映像ドキュメント.com「18歳のためのレッスン」より

「立憲主義と安保法制」を鑑賞後トークシェアします。

上映するのは、「安保法制と立憲主義」についての、樋口陽一さんとSEALDs メンバーによるゼミ形式の講義記録で、2015年に7月に安保法案が衆議院を通過した後につくられました。2015年9月19日未明に参議院で同法案が可決される直前、9月17日に映像ドキュメント.comがこちらの映像をyoutubeで公開しています。

憲法と改憲について考える、といっても切り口は多様、どこからでも話せるテーマですが、まずは「立憲主義」ってどういうこと?という点から始めてみました。
当日は、具体的な話として、大学での軍需研究について、市民主体の選挙、政治参加のかたちについて、映像ドキュメント.comの制作の意図について、などなど、情報と経験をシェアをして下さる方々も参加いただける予定です⭐






2016年10月13日木曜日

11/17 映像鑑賞+トークシェア「18歳のためのレッスン」より樋口陽一さんとSEALDs メンバー「立憲主義と安保法制」




ピースアクション我孫子  
                                                               
             映像鑑賞
        トークシェア
                            
ピースアクション我孫子――――
「安保関連法」を契機にして、今年6月 
我孫子の自立した市民が立ち上げたグループです。


戦争を否定し、平和を尊ぶ――――
やさしいようで、持続するのに困難なこの志を、
もっとも価値ある人間の行為の一つと、私たちは考えています。


映像を観ながら――――
  ひからびた言葉ではなく、生きた言葉で、
      思いのまゝに語り合いましょう。
      じぐざぐであっても それが平和への近道


と き  11月17日(木)13時~15時
ところ  アビスタ第1学習室
み る  DVD  「18歳のためのレッスン」より
     樋口陽一さんとSEALDsメンバー「立憲主義と安保法制」
                 
申込不要、参加費無料 
問合せ先 井上 7184-1779  小川 7189-3399
      但見    peaceactiona@gmail.com

「街頭の民主主義」に向けて 〜日本人の政治参加の現在地

直近ですが、ご案内です。(但見)
第8回「教育の未来を考える首都圏市民集会」
10月14日(金)18時から20時
九段下・神保町
日本教育会館 7階中会議室

吉田徹「街頭の民主主義に向けて」

「ある戦争」

生きること、戦争・平和、憲法について
ひとと話す、一緒に考える、1人で考える
助けとなるような映画や本があればと思います。
よかった映画や本、見てみたいもの、読んでみたいもの。
少しずつ紹介していきます。(但見)

「ある戦争」
新宿シネマカリテ(10月8日〜)他で公開です。

http://www.transformer.co.jp/m/arusensou/index.html


戦争という殺戮行為を一体誰が正当化できようか。
この作品が教えてくれた。
本当は誰一人もいないんだと。
               金平茂紀(ジャーナリスト)

戦場での一瞬の判断がもたらした思わぬ結果。
その人は英雄?犯罪者?両方?
それを誰がどの基準で決めるか。
民主主義の根幹に迫る淡々とした力作です。
               ピーター・バラカン(ブロードキャスター)

戦場という極限の場に置かれたときに、人が「守るべきもの」は何なのか。
道徳をめぐる葛藤という人間社会の究極で永遠のジレンマを、
驚くほどリアルに描いていて、心揺さぶられた。
これは日本ではつくれない映画だ。
               佐々木俊尚(作家・ジャーナリスト)

地を這う者たちが、傷ついていく。
俯瞰する者たちが、裁きを加える。
戦争の理不尽が、ここにある。
               安田菜津紀(フォトジャーナリスト)

アフガンでの平和維持軍という"ある戦争"に関与した
デンマーク人家族の"ある戦場"を描く。
"ある戦争"を法で裁くのではなく、観客の"ある正義"で裁かせるという、
ハリウッドからは産まれえない戦争映画。
鑑賞後、胸に骨片が刺さった様な"ある感覚"に苛まれることになる。
               小島秀夫(ゲームクリエイター)

ここに描かれた住民の中で戦われる戦争のリアリティは、
アフガンで日常茶飯に起きている。
主人公のような無数の兵士と、殺される無数の住民がいる。
勝者のない戦争に対する鋭い問いかけである。
               谷山博史(日本国際ボランティアセンター代表理事)


※敬称略、順不同

2016年10月6日木曜日

琉球新報、新垣毅記者 講演会

ピースアクション我孫子のメンバーからのご案内をもうひとつ。
1月14日に琉球新報の新垣毅記者を招いて講演会が開かれます。
沖縄の新聞社への規制の現況をふまえて、言論の自由についての
お話がうかがえると思います。

日時:1月14日 12:30会場13:30開演
場所:我孫子市民プラザ、ホール
講演会は、「我孫子革新懇新春のつどい」の企画として行われます。

【ピースアクション我孫子DVD鑑賞+トークシェア】

DVD鑑賞+トークシェア vol.1
映像ドキュメント.com「18歳のためのレッスン」より(仮)

11月17日(木)13:00−15:00
アビスタ第1学習室にて

「18歳のためのレッスン」は、戦争・平和、憲法・立憲主義、安全保障・沖縄、生活・経済他、各テーマがご専門の先生(敬称略*小森陽一、樋口陽一、高橋哲哉、西谷修、小林節、浜矩子、前田哲男、ジャンユンカーマン、澤地久枝)と学生のゼミ形式のレクチャーがおさめられた動画です。

1時間程のDVD鑑賞の後、1時間弱の意見交換を行います。ラフなかたちで、出入り自由にいたしますので、ご都合のよい時にお気軽にお立ち寄り下さい。

「わたしたちの生活世界の多くのことは政治と関わるから」
身近な人たちともっと政治の話ができるような場をつくりたい。

他の人の話を聴くこと
自分の考えを丁寧に届けること
いろんな人と話すことが
1人づつが 孤独に思考して判断する
下地になっていくはず

でも、鑑賞会で初めて会う人と意見交換しなくたっていいんです。
(もちろんして下さる方は大歓迎です⭐)
DVDを見て思ったことを自分の中で咀嚼するには時間がかかります。
その過程で、あなたが誰かと話してみようと思った時に、
話してみたらそれでいいのでは、と思います。

日常の延長に政治参加がある、そんな感覚をもてるように
参加のスタイルをひろげていけるように
政治と日常との距離を縮めていけるように。
DVD鑑賞もまた、政治参加のひとつのかたちになれば、と思います。

映像ドキュメント.com「18歳のためのレッスン」

「わたしの生活世界の多くのことは、政治と関わるから」
この認識を共有するメンバーが集まって、ピースアクション我孫子では今後何が出来るかを話しました。ひとつは、もっと身近な人たちと政治の話をできるような場をつくっていこうということでした。きっかけのひとつにと、映像ドキュメント.comによるDVD「18歳のためのレッスン」①−⑨を1セットを購入することに決めました。

第1回 小森陽一  「安保法制と憲法」
第2回 樋口陽一  「立憲主義と安保法制」
第3回 高橋哲哉  「沖縄米軍基地と日米安保条約」
第4回 西谷修   「ほんとうの戦争の話をしようか」
第5回 小林節   「安全保障法は違憲だ」
第6回 浜矩子   「グローバル市民の声が聞こえる」
第7回 前田哲   「ガイドラインから〈戦争法〉を見直す」 
第8回 ジャン・ユンカーマン「沖縄戦は終わっていない」
第9回 澤地久枝  「安倍政治をゆるさない」

DVDは、希望される方に貸出ししようと考えています。市の施設やカフェなどのスペースを借りて鑑賞会を開いていただくこともひとつです。または、ご自宅で家族やお友だちとお茶とお菓子をいただきつつ鑑賞のひとときをもたれるのもいいかもしれません。一篇につき1時間程度です。それぞれのスタイルで、ご活用いただければと思います。

各レッスンの動画は、youtubeにあげられています。DVD貸出しの申込をされる前に内容をご確認いただくことも出来ます。映像ドキュメント.comの詳細については、こちらをご覧ください。
http://www.eizoudocument.com

貸出しの手続きにつきましては、近日中にご案内いたします。(但見)

2016年9月22日木曜日

高江ヘリパッド建設反対合同会見

沖縄で「高江ヘリパッド建設に反対する緊急行動」として
若手による新しい団体が発足し、団体のメンバーが趣旨説明、
ステイトメントを発表しました。
9月21日神奈川新聞に記者会見の全文が期間限定で公開されています。

http://www.kanaloco.jp/article/200810

2016年9月21日水曜日

peace action ABIKOの今後、勉強会、ReDEMOSの動画

8月の終わりにpeace action ABIKO の今後について話したとき、勉強会を続けていこうという提案がありました。それぞれに動いているメンバーの間でも、メンバーではない方々とも、情報を共有し、認識、理解を深めていく場としての勉強会です。

改憲についての国民投票が念頭にあります。いつなのか、本当に来るのか分からないけれど、それに向き合う日が来ることを念頭に、できることをしようとpeace action ABIKOのメンバーは考えています。政治の話を自分の生活と深く関わることとして、もっと身近に、自分の言葉で話し合うことが出来ればと思います。他の人の話を聞く、様々な考えに触れる、自分の考えを他の人に丁寧に伝える、そういう経験を重ねることが、「ひとりで孤独に思考して判断する」下地になりうるはずです。勉強会をそういう場にできれば、と考えています。

勉強会のやり方のひとつとして、動画を見てトークシェアというかたちも試してみるつもりです。先日ご紹介した映像ドキュメント.comもその候補です。もうひとつ個人的にお勧めしたいのが、ReDEMOSの動画です。各分野の専門家と学生がゼミ形式でテーマについて分かりやすく話します。冷静かつ前向きで具体的、しっかり向き合おうという姿勢にも好感が持てます。peace action ABIKOは平均年齢が高めなのですが、次の人たちに届けていこうという時、こうした方向性でいきたいと思いました。

Re:TVの5−3にありましたが、2100年を念頭に。なぜかというと、今生まれてくる赤ちゃんは2100年を生きることになるからだと。長期的視野というけれど2050年なんて全然足りない。例えば、自分の娘がお母さんになって、その子どもが生きていくのは22世紀です。お時間ない方、Re:TV最後の5−1、5−2、5−3だけでも。ぜひ。(但見)


2016年9月20日火曜日

2016年9月19日


安保法制可決から1年。北海道・京都での補欠選挙でみた野党共闘、参院選挙では32の1人区で野党統一候補がたち、11人が当選。これまで見たことのないようなかたちで市民が動き選挙に関わりました。可決の後はすぐに忘れると思われたけれど、今年も9月19日の国会前には2万人以上の人が、おかしいことはおかしいと言いに来ました。一時の盛り上がりだろうと見られた都内の選挙フェスでしたが、先日は憲法フェスが開かれやがて国民投票で問われるであろう改憲について、その重大性について語られました。問われているのは、SEALDsでも、民進党でもありません。私たちです。終わったというなら始めたらいい。始まったばかりのこの変化が、どこにむかうのか決めていくのは私たちです。(但見)

関連記事を随時ご紹介していきます。



東京新聞【社説】安保法成立1年 違憲性は拭い去れない

2016年9月20日

 安全保障関連法の成立から一年。「違憲立法」の疑いは消えず、既成事実化だけが進む。戦後日本の平和主義とは何か。その原点に立ち返るべきである。
 与野党議員が入り乱れる混乱の中、安倍政権が委員会採決を強行し、昨年九月十九日に「成立」したと強弁する安保関連法。今年三月に施行され、参院選後の八月には自衛隊が、同法に基づく新たな任務に関する訓練を始めた。
 政権は既成事実を積み重ねようとしているのだろうが、その土台が揺らいでいれば、いつかは崩れてしまう。その土台とは当然、日本国憲法である。
◆他衛認めぬ政府解釈
 七月の参院選では、安保関連法の廃止と立憲主義の回復を訴えた民進、共産両党など野党側を、自民、公明両党の与党側が圧倒したが、そのことをもって、安保関連法の合憲性が認められたと考えるのは早計だろう。
 同法には、「数の力」を理由として見過ごすわけにはいかない違憲性があるからだ。
 安保関連法には、武力で他国を守ったり、他国同士の戦争に参加する「集団的自衛権の行使」に該当する部分が盛り込まれている。
 安倍内閣が二〇一四年七月一日の閣議決定に基づいて自ら認めたものだが、歴代内閣が長年にわたって憲法違反との立場を堅持してきた「集団的自衛権の行使」を、なぜ一内閣の判断で合憲とすることができるのか。
 憲法の法的安定性を損ない、戦後日本が貫いてきた安保政策の根幹をゆがめる、との批判は免れまい。成立から一年がたっても、多くの憲法学者ら専門家が、安保関連法を「憲法違反」と指摘し続けるのは当然である。
 現行憲法がなぜ集団的自衛権の行使を認めているとは言えないのか、あらためて検証してみたい。
◆血肉と化す専守防衛
 戦後制定された日本国憲法は九条で、戦争や武力の行使、武力による威嚇について、国際紛争を解決する手段としては永久に放棄することを定めている。
 これは、日本国民だけで三百十万人の犠牲を出し、交戦国にとどまらず、近隣諸国にも多大な犠牲を強いた先の大戦に対する痛切な反省に基づく、国際的な宣言と言っていいだろう。
 その後、日米安全保障条約で米軍の日本駐留を認め、実力組織である自衛隊を持つには至ったが、自衛権の行使は、日本防衛のための必要最小限の範囲にとどめる「専守防衛」を貫いてきた。
 自国と密接な関係にある外国に対する武力攻撃を、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、実力で阻止する集団的自衛権については、主権国家として有してはいるが、その行使は専守防衛の範囲を超え、許されない、というのが歴代内閣の立場である。
 日本に対する武力攻撃は実力で排除しても、日本が攻撃されていなければ、海外で武力を行使することはない。日本国民の血肉と化した専守防衛の平和主義は、戦後日本の「国のかたち」でもある。
 しかし、安倍内閣は日本が直接攻撃されていなくても「わが国の存立が脅かされ、国民の生命、自由および幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合」には集団的自衛権の行使が可能だと、憲法を読み替えてしまった。
 その根拠とするのが、内閣法制局が一九七二年十月十四日に参院決算委員会に提出した資料「集団的自衛権と憲法との関係」だ。
 安倍内閣は、自衛権行使の要件として挙げている「外国の武力攻撃」の対象から「わが国」が抜けていることに着目。攻撃対象が他国であっても、自衛権を行使できる場合があると解釈し、「法理としてはまさに(七二年)当時から含まれている」(横畠裕介内閣法制局長官)と強弁している。
 しかし、それはあまりにも乱暴で、粗雑な議論である。当時、この見解作成に関わった人は、集団的自衛権を想定したものではないことを証言している。
 国会での長年にわたる議論を経て確立した政府の憲法解釈には重みがあり、一内閣による恣意(しい)的な解釈が認められないのは当然だ。それを許せば、国民が憲法を通じて権力を律する立憲主義は根底から覆る。安倍内閣の手法は、歴史の検証には到底、耐えられない。
◆憲法の危機直視せよ
 日本の安保政策を、専守防衛という本来の在り方に戻すには、集団的自衛権の行使を認めた閣議決定を撤回し、安保関連法を全面的に見直すしかあるまい。

 安倍政権は、自民党が悲願としてきた憲法改正に向けて、衆参両院に置かれた憲法審査会での議論を加速させたい意向のようだが、政府の恣意的な憲法解釈を正すことが先決だ。与野党ともに「憲法の危機」を直視すべきである。

ジャン・ユンカーマン監督「沖縄戦はおわっていない」DVD鑑賞


【ご案内】
「市民のチカラー集まれケヤキプラザ・アビシルベ」参加企画
ジャン・ユーカーマン監督「沖縄戦はおわっていない」DVD鑑賞とトークシェア

日時:2016年9月24日(土曜日)13:00〜15:00
場所:ケヤキプラザ7階研修室

主催者から:
平和な国だと言われる日本。でも「平和」ってどういうことなのでしょうか。平和についてよく分かる短編DVDを映写し、平和について考えます。広島のヒバクシャである佐々木禎子さんの折り鶴が我孫子市に贈呈されたことや、平和の取り組みなども紹介します。
ー平和都市我孫子を子どもたちに引継ぐ「平和都市宣言の我孫子市にくらしている私たち」
  http://www.city.abiko.chiba.jp/kurashi/shikatsu_jichikai/ivent_info/shiminnotikara.files/programforam.pdf http://www.city.abiko.chiba.jp/kurashi/shikatsu_jichikai/ivent_info/shiminnotikara.html我孫子市HPとプログラム

ジャン・ユンカーマン 映画監督
1952年、米国ミルウォーキー生まれ。1969年、慶應義塾志木高等学校に留学。スタンフォード大学東洋文学語課卒業。
1982年から日産自動車における「日本的」労使関係を取材し、そのドキュメンタリーを米のテレビ局で放送したことがきっかけで、映画の世界の道を拓く。
画家の丸木位里・俊夫妻を取材した『劫火-ヒロシマからの旅-』(1986年)は米国アカデミー賞記録映画部門ノミネート。9.11のテロ後に言語学者ノーム・チョムスキーにインタビューした『チョムスキー9.11』(2002年)は世界十数カ国語に翻訳され、各国で劇場公開された。世界の知識人12人へのインタビューをもとに日本国憲法を検証する『映画 日本国憲法』(2005年)は戦後60年の節目に日本国憲法の意義を改めて問いかけた。
他に、日本の最西端の与那国島を舞台に、老漁師と巨大カジキの格闘を描いた『老人と海』(1990年)、エミー賞受賞作「夢窓~庭との語らい」(1992年)など。
現在も日米両国を拠点に活動を続けている。

http://okinawa-urizun.com
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/161062/3


映像ドキュメント.com
「18歳のためのレッスン1〜11」

学生、SEALDs + 樋口陽一、小林節、ジャン・ユンカーマン、
前田哲男、浜矩子、西谷修、高橋哲哉、小森陽一、
澤地久枝、山田厚史、徐京植

https://www.youtube.com/user/article9jo




2016年8月23日火曜日

10月8日(土)13:30-14:10 けやきプラザ2F(ふれあいホール)常磐線我孫子駅南口
医療と介護を、25条の観点から考えるシンポジウムです。

弱い側にいる人も、どの人も尊厳をもって生きられるように。一度たりとも実現されたことなどないかもしれません。憲法制定から70年間引継がれてきた、この未完のプロジェクトを、次の人たちにまた引継いでいきたい。そう願う時、ではどうすれば、と個別具体的なテーマに向かう時、考える一つのヒントを得られるかもしれません。(2016.8.23但見美穂)


8月31日 14:00-16:00
我孫子北近隣センター つくしの館 第3会議室(我孫子ビレッジ2F)にて
「コスモスの会」緊急事態条項についての勉強会。
ナチス国家緊急権ー全権委任法までとの対比で。


先日のピースアクション我孫子の集まりでご案内をいただきました。かつて小学校のPTAで一緒だったお母さん方が始め、平和と憲法と生活について身近なこととして話し学びあう場を作りましょうと20年以上!取り組まれてこられたそうです。(2016.8.23但見美穂)

2016年8月22日月曜日

8月21日。Peace action ABIKO のミーティングがありました。今後の方向性、社会運動のありようという観点からも、意見が交わされました。世話人会(事務局など呼び名が混ざりました)のあり方も含めて、今後もベターな方向を探りつつ継続をということで、ひとまず合意しました。

2016年夏の参議院選挙を経て、ピースアクション我孫子に関わる人々の念頭にあることのひとつが、改憲についての国民投票だと思います。二年後かもっと先か、もっと間近か。日本でもやがて直面することであると捉え、それまでに出来ることを重ねていきたい。憲法や政治のことをより身近に、自らの生活と深く関わることと捉えられるように、考える・話す・ともに学ぶ「広場」を作りたい。私見ですが、ピースアクション我孫子が、そんな認識や思いを共有する個人の緩いネットワークであればと思います。というわけで、思いを共有する人々の取り組みについてシェアしていくつもりです。広場をつくる試みのひとつとして。こちらのブログも、情報共有、意見交換できる広場として、活用していくことになりそうです。企画イベントのご案内が中心になると思われますが、ピースアクション我孫子からのというよりは、個々人からの投稿として、記名で進めていくつもりです。(2016.8.22但見美穂)


2016年6月30日木曜日

ネットプリント、いろいろ

ネットプリント、いろいろ出ていますので随時ご紹介します。

投票所はあっち→プロジェクト
組織的には間に合わなくても、個人的に、それぞれが何枚かづつ貼れば、
例えば6・4シンポジウムにご参加下さった180人が1人1枚ずつはるだけでも
選挙の光景が変わるはず。
我孫子の街に、GoVOTEがぺたぺた貼られてく絵を想像してください

これは、2006年横浜市長選で寿市で実施された企画で、
投票率がぐっとあがったという実績もあります。






2016年6月29日水曜日

2016参院選ガイドブック

7月2日(土) 我孫子駅南口スタンディングで
2016参院選ガイドブック
の配布を予定しています。
http://sealdspost.com/archives/1260
↑こちらからダウンロードも出来ます。

先日も、地域のカフェや美容室、コミュニティスペースを回って
このガイドブックを置いていただけるようにお願いしました。

「特定の政党や候補者を支援するということではなくて、
投票に行こうと呼びかけています」
とお話しました。

これはミニマムな説明で、不十分だし、
ガイドブックの中身をみて、
なんだ?と思う方もいるかもしれません。

思いをもつ作り手が制作し、思いを共有する人々が発信しており
ニュートラルなガイドブックではないからです。

制作者と発信者は、
安保法制に反対しています。

制作者と発信者は、
政治は、政治家に丸投げするのではなく、
ひとりひとりの関与によってかたち作られていくものと考えています。

制作者と発信者は、
ひとりひとりのの尊厳を大切にする政治の実現を願っています。

peace action ABIKOは、
どの政党・党派であろうと
このガイドブックの思いを共有する候補者を応援します。

ガイドブックを読んでいただき、
この選挙は何を問われているのか
考える材料の一つに加えていただければと思います。

2016年6月20日月曜日

「わたしは求めます」2016・夏・選挙

ピースアクション我孫子は
7月2日(土)我孫子駅南口で
GoVOTE・投票に行こうよスタンディング
を行います。


スタンディングでは、
「2016・夏・選挙・わたしは求めます」
の用紙を用意します。
5分で出来ます!
一票への思い・願いを書き込んでいただいたものを
ボードに貼って。

ボードには、投票権がない人も。
投票では、投票権がある人は、ない人の分も。
「政治」に「参加」
しませんか?


セブンのネットプリントでの印刷(6/27まで有効)はこちらの番号を入力下さい。

→ 37E9DNPJ

2016年6月19日日曜日

みんなのための政治を、いま

6・19有楽町前の街宣で見たように
選挙の絵が変わってきています。
我孫子でも変えていきましょう。

GoVOTE・投票に行こうよ
スタンディング

7月2日(土)
16:00-17:00
我孫子駅南口にて


プラカードはこちらのリンクにある番号を入力して
セブンイレブンなどのコンビニのコピー機で
ネットプリントができます。



2016年6月12日日曜日

市民が変える、選挙を変える。

参議院選挙投票日は7月10日。
公示は6月22日です。
期日前投票が間もなく始まります。

当日投票・期日前投票・不在者投票
のガイドはこちらからご覧いただけます↓
http://sealdspost.com/wp-content/uploads/2016/05/HowToVote.pdf

市民が変える、選挙を変える。

選挙の光景が少しずつ変わり始めています。
北海道5区補選は、選挙のあり方をつくりなおしていく時の
一つのモデル、またはたたき台になるはずです。

http://sealdspost.com/archives/1404/2

peace action ABIKOでは、
7月2日に我孫子駅南口で
サイレント・スタンディングを行います。

「our future our choice」
「vote for peace」
「vote for hope」
「vote for democracy」

のプラカードや、

「わたしは求めます〇〇○」

と一票への思いを書いていただけるプラカード* 
をご用意して ご参加をお待ちしています。
(*こちらでダウンロードも出来ます。→ http://www.kansaishiminrengo.com/
セブンのネットプリントの番号(6/27まで有効)はこちらです→ 
37E9DNPJ)

もちろん、
ご自身でプラカードをご用意下さっても。
飛び入り参加大歓迎です。

7月2日
16:00−17:00
我孫子駅南口

「GO VOTE 投票に行こうよ」
サイレント・スタンディング

ご参加お待ちしています!!





2016年6月8日水曜日

選挙まであと31日

7月10日は参議院選挙の投票日です。
投票・選挙への「参加」を考える、材料になればと、
先日のシンポジウムの資料より、再掲します。
随時追加していきます。

***

厳選、選挙に役立つ7つのサイト
http://sealdspost.com/archives/1225

***

選挙

2016.4.10  北海道5区補選 池田まき候補 奥田愛基の応援スピーチ(全文)
2016.5.15 住民目線で政治を変える会・山陰 対話集会in安来

18歳選挙を学ぼう

選挙ドットコム
2016年参院選一人区
http://shiminrengo.com

国会議員一覧リスト

2016年6月5日日曜日

Re:TVより




ReDEMOsリデモス:市民のためのシンクタンク

http://redemos.com/


・・ReDEMOSとは、民衆(DEMOS)への応答(Re:)の意味です。国会前抗議やデモを原点とするわたしたちが、日本の民主主義を問い直し、わたしたちの考える社会のヴィジョンを示し、市民相互の広く活発な応答関係を構築することで、日本社会が進むべき未来のあり方を探りたい。その思いで名づけました。一人ひとりの尊厳を大切にする社会。それがわたしたちの構想する、未来の日本の姿です。(リデモスとは、より)


Re:TV:専門家をまねいて政治、社会モンダイを分析した動画集

補選

【Re:TV】Re:TV「4・24北海道&京都補選特集」
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=qCvook1roQ4

アベノミクス

【Re:TV 1.1】アベノミクスって何?〜feat. 森原康仁准教授〜
http://t.umblr.com/redirect?z=https%3A%2F%2Fyoutu.be%2F0ujcBJO2TxI&t=NjUyNDliYjZhYjA2ZTlhNjc1YjI1NGQyOTUyZWY0Nzg0MWMxN2IzYyx0SFl3TDg2Ug%3D%3D
【Re:TV 1.2】アベノミクスって何?〜再分配なくして成長なし!〜
https://youtu.be/m8jJjlX19Ls
【Re:TV 1.3】アベノミクスって何?〜#成長のために大事なのは「人」への投資!〜
https://youtu.be/jAfUyneFFG8

【Re:TV 2-1】浜矩子さんに聞く#誰のための経済なのか
https://youtu.be/AHg6PocABSU
【Re:TV 2-2】浜矩子さんに聞く #なぜ株価にこだわる?
https://youtu.be/7dIM9iNqshA
Re:TV 2-3】浜矩子さんに聞く #私たちの進むべき経済とは




2016年5月27日金曜日

「政治」と「参加」

このシンポジウムで届けたかったことをまとめるのは至難の業のように感じます。
「ピースアクション我孫子」からのメッセージというよりは、いち我孫子市民の言葉、子どもたちが、自由なこころでのびのびと育ってほしい、他の人を思いやるやさしい心をもっていられるような平和な世界で生きてほしいと願っている私個人の言葉として聞いて下さい。

2015年の9月に安保法制が通った、その前後から、私にとって「政治」とはどういうことか考え直しています。私は「政治」とどう関わるのか、「参加」コミットメントのあり方を見直しています。
 
私はどんな社会に生きたいのか、次の人たちにはどんな世界を生きてほしいと願うのか。
これは「政治」の問題だと思います。社会をかたちづくっていくのは私たちひとりづつです。「政治」に「参加」すること。それは、どんな社会、世界に生きたいかを思い描き、自分もまたその世界をかたちづくってる1人だと自覚することから始まるのだと思います。

選挙も「参加」のひとつです。投票も「参加」ですが、それだけではありません。知ることで「参加」のあり方、コミットメントの幅が広がるかもしれません。

今日お配りした配布資料の中に、参考資料ー明日のために Alternative Source of Informationと書いた紙があります。大手のメディアでは、十分に扱われていないかもしれない情報を掲載しました。インターネットのWebアドレスが記載されています。シンポジウムの案内のチラシの裏面にも載せたのですが、その続編のようなものです。情報共有のためにHPも作成して、こちらのリストを載せましたので、後でご覧いただければと思います。

知ること、知って自分で考えて、選ぶこと。選んで間違えることもあります。間違えたら、改めることも、きっとできます。そういう、トライ・アンド・エラーが重ねられる社会に生きたいと思います。だから私は、知ること、考えること、選ぶこと、改めることを、続けていくつもりです。

閉会の挨拶

・・ 閉会の言葉をというお話をいただいて、正直迷いました。引き受けようと思いましたのは、バトンを渡されているように感じたからです。70年間、戦争をすることなく、平和を求め続けてこれたのは、ひとりひとりの尊厳ある生をたいせつにしたいという諸先輩方の思いと行動のおかげだと思っています。「だけど、わかものは」と諦めかけていたかもしれないみなさんに希望を届けてくれたのが、昨年の国会前から全国的に拡がっていった、SEALDsをはじめとする数々の動きだったとしたら、我孫子でも、そうした希望をせいいっぱい引き受けて、私も、渡されているバトンをまた次の人たちにつないでいく、役割のいったんをになえれば、と思ったからです。


ピースアクション我孫子について


ピースアクション我孫子は、平和をねがう市民の緩やかなネットワークです。
我孫子市民で、平和のための活動を続けてこられた団体のメンバーの方もいますし、我孫子市に勤務先があって、同僚の方々と平和をもとめる有志の活動を行っている方もいます。また、私もその1人ですが、完全に個人で、平和のためにできることをと参加している方々もいます。

ですので、ある意味バラバラです。平和というテーマに関わってきた歴史も文脈も違いますし、温度差や言葉づかい一つのニュアンスの違いもあると思います。ですが、細かいことについて、統一はしません。それで構わないと私は思っています。むしろ、そのゆるさ、というか、異なる個人を大切にするありようが感じられるからこそ、私は参加できています。

この緩いネットワークに関わる市民が共有していることはシンプルで、「ピースアクション我孫子」という名称にも現れています。2016年の2月に、中央学院大学教員有志の方と我孫子市民の呼びかけで最初の勉強会が開かれて、今後あびこで出来ることについて話し始めた時に、名前をどうするか検討しました。「平和のために行動する我孫子市民の連帯」というのが、最初の候補だったと思います。長過ぎるということで採用されませんでしたが、ここに、「ピースアクション我孫子」の思いとあり方があらわれていると思います。



2016年5月25日水曜日

Alternative Source of InformationⅡ 参考資料 (続)〜明日のために〜



*敬称略

忘れないこと


2015.9.15 参議院安保法制特別委員会 中央公聴会 奥田愛基 意見陳述(全文)
2015.9.19自由と平和のための京大有志の会「あしたのための声明書」
http://www.kyotounivfreedom.com/manifestofortomorrow/

2016.3.29(安保法制施行の日) SEALDs国会前抗議 奥田愛基スピーチ(全文)


2015.7.15(安保法制衆議院本会議可決の日)寺田ともかスピーチ(動画)

デモ・政治・参加


2016.5.26 BS朝日ドキュメンタリー
それでも私は、デモに行く~ここは国会前。変わるかニッポン」
http://www.dailymotion.com/video/x4csa0h

映画「首相官邸の前で」Tell the Prime Minister
http://www.uplink.co.jp/kanteimae/
映画「わたしの自由について -SEALDs 2015-」
2015年夏を振り返り〜2016年夏を語る 西原孝至×山本太郎×本間信和

2015.10.31videonews.com「SEALDsが日本社会に投げかけた素朴な疑問」(動画)
2016.3.19videonews.com 引き受ける政治について(動画)宮台真司

2016.3.18 クローズアップ現代最終回(動画)
菅官房長官へのインタビューについて、国谷裕子「世界」5月号から

2016.3.14横須賀ALLs 自衛隊の町から ママのスピーチ(全文)
https://www.facebook.com/1485050165124899/photos/a.1485079878455261.1073741828.1485050165124899/1528315110798404/?type=3
2016.2.29 SEALDs福田わかこインタビュー


憲法

映画「不思議なクニの憲法」
http://fushigina.jp
樋口陽一インタビュー「緊急事態条項」  
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/287549   
憲法カフェ​  ​byあすわか(明日の自由を守る若手弁護士の会)
http://www.asuno-­jiyuu.com/2016/04/blog-­post_5.html   
英文で読む日本国憲法・柴田元幸訳  
http://www.asahi.com/articles/DA3S12351890.html   
2015.9.16  想田和弘「憲法9条の死と再生」
  

メディア・もうひとつのメディア


2015.12.3 ジュンク堂書店難波店店長 

映像ドキュメント「18歳のためのレッスン1〜8」(動画)
樋口陽一、小林節、ジャンユンカーマン、前田哲男、
矩子、西谷修、高橋哲哉、小森陽一


2015.8.11 dommune(動画)
2015.9.1 dommune 2(動画)
2015.3.15 dommune 4(動画)

What’s デモクラシー?


SEALDs選書「今を生き抜くための102冊」



平和


2015.12.28 暮れゆく「戦後70年」に考える「平和」って何?詩:長田弘・安里有生
是枝監督&綾瀬はるか朗読劇「いしぶみ」
宮本研の「反応工程」を俳優座が上演、山田洋次らが「成功させる会」を発足http://natalie.mu/stage/news/179982

うないぐみ+坂本龍一「弥勒世果報 みるくゆがふ」(動画)
宮﨑あおい、中島みゆきを歌う CMに込めた平和への思い
SEALDs 「70s」(動画) 



アート など


2016.3.23 京都市立芸術大学学長からの卒業式式辞
平田オリザ ファシズムについて
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/158874/5
2015.8.14 奈良美智さんが「NO WAR!」という画集を出した理由【戦後70年】
http://www.huffingtonpost.jp/2015/08/13/yoshitomo-nara-no-war_n_7985930.html
ちひろ美術館



 選挙


2016.4.10  北海道5区補選 池田まき候補 奥田愛基の応援スピーチ(全文)
2016.5.15 住民目線で政治を変える会・山陰 対話集会in安来

18歳選挙を学ぼう

選挙ドットコム
2016年参院選一人区
http://shiminrengo.com

国会議員一覧リスト